成田2月出発、太平洋・中国線でわずかに減少

香港などアジア各方面で好調、グアム線も大幅増

　成田国際空港会社（NAA）がまとめた2月の成田国際線出発旅客によると、太平洋線と中国線で前年同月をわずかに下回ったが、そのほかの方面では前年を超え、通過含む出国者数は大幅に増加したことが分かった。
　とくに、香港線は前年同月比12％増の13万3000人と2ケタ増となったほか、中東含むアジア線では9％増の36万7000人と好調に数が伸びた。そのほか韓国線や台湾線で7％増と堅調だった。
　また、グアム線も好調で18％増の4万1500人。2割に迫る伸び率となって、リゾート地へ行く旅客が増えていることがうかがえる。
〈成田2月方面別出発・通過旅客〉
▼太平洋線＝26万2900人（1％減）
▼欧州線＝10万700人（3％増）
▼中東含むアジア線＝36万7000人（9％増）
▼中国線＝16万400人（3％減）
▼韓国線＝16万7800人（7％増）
▼台湾線＝12万1200人（7％増）
▼香港線＝13万3000人（12％増）
▼オセアニア線＝6万4100人（7％増）
▼グアム線＝4万1500人（18％増）
▼アフリカ線＝4500人（41％増）