記事検索はこちらで→
2019.04.08

WING

ANA、787-10型機を4月26日から運航開始

成田-シンガポール、バンコク線へ順次投入
 
 全日本空輸(ANA)は4月5日、新たに導入した787-10型機を4月26日より成田-シンガポール線に、7月1日より成田-バンコク線に投入すると発表した。ANAによれば、787型機全3機種を保有する航空会社はアジアで唯一とのこと。
 ANAは、787-10型機の受領を2020年度末までに3機予定しており、順次東南アジア路線に投入して、アジア地域に加えて日本経由の3国間流動の需要に応えるとしている。
 機内はビジネスクラス38席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス235席の3クラス294席で構成する国際線仕様となっている。ビジネスクラスはフルフラットシートを互い違いに配置したスタッガード配列の全席通路側スタイルを採用し、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスは、クラス世界最大となるタッチパネル式パーソナルモニターを装備している。
 また、全クラスのシートモニター画面はユーザーインターフェイスを一新し、11言語に対応可能となっている等、どのクラスも居住性や機能性に磨きをかけ、快適な空の旅を提供できるとのこと。

 

※写真=ANAは787-10型機を受領した。これによりANAは787-8、787-9、787-10型機の全787ファミリーを取り揃えた(提供:ボーイング)