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韓国とマレーシアでAW189消防ヘリ運用開始
レオナルド、東京消防庁にも間もなく納入へ
レオナルドはこのほど、AW189ヘリコプターがマレーシア消防救急庁と韓国のソウル消防庁において、AW189の運用を開始したことを発表した。同社はAW189がアジア太平洋地域の消防市場でリーダーになりつつあるとして、まもなく東京消防庁にも納入することを明らかにした。
レオナルドはアジア太平洋地域で同社の航空宇宙・防衛能力のすべての分野で強い成長が見込まれるとしているものの、そのなかでもヘリコプター分野では、消防、救難捜索、防災などの公共的多用途任務において急速に成長していることに言及。AW139、AW169、AW189といった同社のフリート群が、既に日本、マレーシア、韓国、オーストラリアといった国々の多くの各分野で市場をリードしているとの見方を示した。
なおレオナルドは民間ヘリコプターメーカーで最大の製造機数を誇り、2018年にはマーケットシェアが前年度より7%増の40%となったとしている。
※写真=レオナルドAW189ヘリコプター(提供:レオナルド)