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2019.04.11

WING

春秋航空日本、ブランド名を「SPRING」に統一

成田-寧波線、4月25日に週4往復便で開設

 春秋航空日本は4月10日、都内で記者会見を開き、そのブランド名称を「SPRING」にすることを発表した。これまで同社の呼び方は「春秋航空日本」、「スプリング・ジャパン」といった複数の呼称があったが、「利用者から分かりにくい」、「混乱する」などとの声が寄せられていたとのことで、ブランド名として「SPRING」に一本化することにした。ちなみに、中国本体の「春秋航空」の英語名は「SPRING AIRLINES」。中国や日本では引き続き「春秋航空」を用いるが、諸外国では既に「SPRING AIRLINES」と呼ばれている。まずは春秋航空日本を「SPRING」に一本化したかたちだが、グループ全体で「SPRING」にするかという点については、「これから議論していきたい」(王〔ワン・ウェイ〕会長)としている。
 今回ブランド名を「SPRING」に統一した同社では、ロゴマークを従来よりも視認性の高いものとすることを決定したほか、機体胴部に描く「SPRING」の文字を大きくするなど、様々な刷新を図ることも決めた。ちなみに胴体にはこれまで「SPRING AIRLINES JAPAN」と描かれていたが、文字を大きくして「SPRING」とのみ表記する。
 なお、会見ではあわせて4月25日から週4往復便で成田-寧波線を開設することも発表。就航記念運賃として片道3990円~のキャンペーン運賃を設定したことなどを発表した。

 

「SPRING」に込めた様々な想いとは?
新キャッチコピーも決定

 

寧波は日本と縁の深い都市
成田-寧波、NAAの「朝発ボーナス」第1号

 

成田機能強化で更なる新路線開設も視野

 

NAA荒川取締役、成田の中国路線拡充に期待

 

※写真=春秋航空日本、スプリング・ジャパンといった複数ある呼称を「SPRING」に統一

※写真=ワン・ウェイ会長は「SPRING」というブランド名に込めた様々な想いを語った

※写真=SPRINGというブランド名で新たな出発を切ることになった樫原社長。まずは成田-寧波線を新規に開設する