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レイセオン、SPY-6低率生産追加契約を受注
DDG51フライトIIIイージス艦の搭載用
レイセオンは先頃、米海軍NAVSEA(海上システムコマンド)よりSPY-6レーダーの低率初度生産(LRIP)契約のオプション分実行として4億265万ドル余の固定価格インセンティブ契約を受注した。これらのSPY-6レーダーは建造中の複数のイージス駆逐艦DDG51フライトIII向けに2023年3月までに完成する予定。
レイセオンではSPY-6を統合防衛システムズ部門のマールボロ工場(マサチューセッツ州)で製造している。SPY-6レーダーは米航空ミサイル防衛レーダープログラム(AMDR)として開発、製造されているもの。
※写真=レイセオンのマールボロ工場で製造中のSPY-6レーダー(提供:レイセオン)