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山崎統幕長、F-35Aの墜落についてお詫び
隊員の発見には未だ至らず、全力で捜索を実施
統合幕僚監部は4月11日、定例会見を開いた。山崎統合幕僚長は今回のF-35Aの墜落事故に関して、「地元の皆様をはじめ、国民の皆様に不安を与えてしまったことを深くお詫び申し上げたいと思っている」と発言。「隊員の発見には至っておらず、全力で捜索を行っている」とした上で、「事故原因究明に務め、再発防止に努めると述べた。
またF-35Aの飛行停止による運用への影響について記者から問われると、「現在F-35Aは戦力化を図っているところであり、スクランブル等の実任務には就いていない」として、運用に影響はないと述べた。今後については、戦力化の上で運用に持っていきたいとしつつも、現時点では「隊員の捜索、原因究明を行っている段階であり、コメントを差し控える」と語った。
なお山崎統幕長は11日08:00時の状況として、航空機7機、艦艇7隻で捜索を行なっているほか、海上保安庁の巡視船、米軍の航空機・艦艇が捜索支援を行っていると説明。組立を行った三菱重工等への聞き取りに関しては、隊員の捜索に専念している段階で、まだ行っていないとした。
※写真=機体の一部は回収したものの、パイロットの安否は未だ不明。捜索を全力を行っている