KNT-CTと近畿大学が包括連携協定に調印

関西営業所活用しインターシップや旅行企画

　KNT-CTホールディングスと近畿大学は4月11日、包括連携協定に調印し、令和元年5月1日に正式に締結する。7月から近畿日本ツーリスト関西東大阪営業所のスペースを近大産学連携成果PRの学外拠点とし、近大建学精神の「実学」を実践する場としてインターンシップを実施するとともに、若い感性を取り入れた旅行企画を取り込み、多様化する旅行業態に対応する。
　同営業所では、近大の産学連携商品のマンスリー展示、学園祭などの学園行事の告知スペースとして活用する。
　これにより、地域への情報発信の場として営業所を活用し、地域の企業・大学としての知名度を上げ、ブランド力向上の相乗効果を図る。
　具体的には、両者の互いの強みを生かした旅行企画を創出する。例えば、近大が長年培ってきた養殖技術とKNT-CTの総合旅行会社としてのノウハウを融合させ、ユニークな企画を提案していく。
　インターンシップの実施については、インバウンドの増加、多様化する旅行形態に対応するため、若い感性を旅行業界に取りいれるとともに、インターンシップに学生を参加させることにより双方のスキルアップを図る。

※写真＝（左）KNT-CTホールディングス丸山隆司社長、（右）近畿大学井美彦学長

※写真＝近畿日本ツーリスト関西東大阪営業所　産学連携成果展示スペース（イメージ）