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2019.04.15

WING

ノースロップ・グラマン、24機のE-2D受注

総額32億ドル、FMSの日本向け9機も

 ノースロップ・グラマンは4月11日、米海軍より24機のE-2D早期警戒機を複数年契約として32億ドルの固定価格インセンティブ契約で追加受注したことを発表した。この契約にはさらに9機のFMS契約(日本の発注分)の追加オプションが含まれる。5年間の契約により資金を供給された24機の生産は2026年に完了する予定となっている。
 E-2Dは空母打撃群の戦場認識の拡大をもたらす。2世代を超えるレーダー技術の飛躍はE-2Dが広範囲に敵の航空機、船舶、巡航ミサイルを追尾して撃破するため、艦艇、航空および陸上の戦闘システムを働かせることを可能にした。また、同機は民間の人道支援および災害救助能力としても使用できる。
 ノースロップ・グラマンによると、これまで37機のE-2Dを米海軍に納入し、一連の機能アップグレードも提供している。3回目のアップグレードは2019年秋に実施予定で、航続距離を大幅に伸ばすための空中給油機能付加がこれに含まれる。

 

※写真=24機のE-2Dを32万ドルで受注した(提供:米海軍)

※写真=空軍のKC-10給油機より試験的な空中給油を受けるE-2D。全機に機能付加の予定(提供:米海軍)