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2019.04.15

WING

陸自、2019年度の主要演習予定を発表

領域横断作戦に必要な能力を強化図る

陸上幕僚監部は4月10日、2019年度に予定している陸上自衛隊の主要演習を発表した。これら演習は、各種事態への抑止および対処等の実効性向上や領域横断作戦に必要な能力の強化のほか、日本にとって望ましい安全保障環境の創出への寄与を目標として、毎年実施しているもの。
 今年度は、日米共同訓練として「ヤマサクラ(YS)」を主軸として、「オリエントシールド」や「ノーザンヴァイパー」、「アイアンフィスト」等を継続実施し、日米共同対処等の実効性向上を図るとともに、領域横断作戦に必要な能力を強化するとしている。
 また各国軍との共同訓練では、米豪軍との実動演習「サザンジャッカルー」のほか、「カーンクエスト」、「ダルマガーディアン」を継続してインド太平洋地域の各国軍との連携を強化する狙いとなっている。
 さらに国内では、各方面隊が「協同転地演習」を行うほか、西方、北部、中部の各方面隊による「方面隊実動演習」も行い、機動展開能力強化を図る。また「ホーク・中SAM/SSM部隊実射訓練」を米国で行い、地対空、地対艦能力を強化する。