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ロッキード、360度ビジュアル・システムを初飛行試験
パイロットや指揮官に赤外画像提供するPDASシステム
ロッキード・マーティンは4月15日、PDAS(Pilotage Distributed Aperture Sensor)システムをベルV-280バーローに搭載して初めての飛行試験を去る3月にフォートワース(テキサス州)で実施したことを明らかにした。PADSはパイロットや地上指揮官などその他のユーザー最大6人に状況認識を強化するため、航空機の周囲の高解像度360度イメージを生成、提供する多機能センサシステムである。GPSが使用できない環境下での航法に使用できるグレードの画像を提供できるという。
PDASは現在と未来の垂直上昇機のため特別に設計されたシステムで、航空機の周囲を分割担当する6台の赤外線センサと、オープン・アーキテクチャのプロセッサを介して、搭乗員のヘルメット・ディスプレイまたはコクピット・ディスプレイをリンクしている。PDASにより、高速運航時に戦術的な関連する飛行環境と合成リアルタイム・イメージ、完全な球状の赤外線画像が取得できる。