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ANAHD、50億円のソーシャルボンド発行へ
年限7年、ラウンジや搭乗ゲート等の改修に充当
ANAホールディングス(ANAHD)は4月17日、公募形式のソーシャルボンドの発行に向けた社債の訂正発行登録書を関東財務局長に提出したと発表した。このソーシャルボンドは、発行年限7年、発行額50億円となり、5月ごろの発行を予定している。なお、今回のソーシャルボンド発行は国内の一般事業者としては初とのことだ。
ANAHDは発行するソーシャルボンドの資金用途として、利用者、従業員へのユニバーサルサービスおよび対応のために必要な、国内空港や国内事業所の施設・設備の改修資金の一部に充当するとしている。また具体例としては、国際標準のW3Cアクセシビリティ・ガイドラインへ適合するためのウェブサイトの改修や、空港内のラウンジ、搭乗ゲートの改修のほか、事業所施設・設備への多機能トイレの導入等を挙げている。