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コリンズ・エアロスペース、米陸軍より選定される
将来垂直離陸機のアビオニクス開発で
コリンズ・エアロスペースはこのほど、米陸軍より統合多用途ミッション(JMR)のシステムズ・アーキテクチャ・デモンストレーション(MSAD)プログラムのミッション・システムズ・インテグレーター(MSI)を務める3社のうち1社に選定された。JMR MSADプログラムは米陸軍ヘリコプターすべてを代替することが期待されている国防総省の将来垂直離陸(FVL)機の開発のため重要な情報を提供する戦略的な取り組みの一つとなっているもの。
コリンズ・エアロスペースはプログラムのインテグレーターとして、FVLのアビオニクス開発と統合に求められる、次世代のサイバー的に強固なミッション・システムズ・アーキテクチャと、モデルベースのシステム・エンジニアリング・ツールとプロセスを設計し、実証を行う予定だ。コリンズ・エアロスペースは2020年12月に完了するまで、プログラムにおけるMSIを務めていく。
※写真=MH-47戦闘救難ヘリ用に試作された将来ヘリコプターコクピット(提供:コリンズ・エアロスペース)