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2019.04.22

WING

ANA、6月発券分以降の燃油サーチャージ値上げ

欧米線など長距離線は1万500円に上昇

 全日空(ANA)グループは4月19日、6月1日以降発券分の燃油サーチャージを引き上げることを発表した。例えば、日本-北米(ハワイ除く)、欧州、中東、オセアニア線といった長距離線の燃油サーチャージは、現行に比べて3500円上がる片道1万500円となる。
 ANAグループは燃油サーチャージを2ヵ月毎に見直ししている。直近二ヵ月のシンガポールケロシン燃油市況価格平均は1バレル当たり78.97米ドルで、為替レートが1ドル110.79円だった。この結果、シンガポールケロシンの円貨換算額は8749円となり、同社の燃油サーチャージ条件表に照らし合わせた結果、現行基準に比べて1段階値上げすることになった。