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2019.04.22

WING

大成建設、パラオ空港新PTBに着工

新PTBは3700平米、新カーゴ棟も建設

 大成建設は4月19日、パラオ共和国(バベルダオブ島)の「パラオ国際空港ターミナル拡張・運営事業」における既存ターミナルの改修工事と新ターミナル新築工事の設計・施工者として参画することを決めたことを発表した。工期は今年4月15日~2020年11月26日までの19ヵ月。新空港のターミナル約3700平方メートルのほか、2階建ての新カーゴ棟約1500平方メートルを建設する。
 同事業は国際協力機構(JICA)からの海外投融資や、双日、日本空港ビルデング、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)による空港運営も含めた体制で臨む航空インフラ輸出プロジェクト。
 パラオ共和国は観光客の増加に伴い、既存空港の利用者が大幅に増えたことで、空港内の出国手続きや入国審査で長い行列が発生するなど、空港施設の拡張が喫緊の課題となっており、新空港ターミナルを建設することで、こうした課題を解決する。
 なお、大成建設はこれまでに、カタール・ハマド国際空港、ベトナム・ノイバイ国際空港、マレーシア・クアラルンプール国際空港、ミャンマー・ヤンゴン国際空港などの海外国際空港の施工実績を保有している。

 

※画像=パラオ小交際空港の新ターミナル外観イメージ(提供:大成建設)

※画像=完成予想図(提供:大成建設)