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旅工房、通期業績予想を修正、為替で利益増
売上高は前回予想下回る、前期比は増収減益に
旅工房は、2017年3月期の通期連結業績予想を修正した。売上高は、バリ島の火山噴火や北朝鮮情勢によるグアム等への渡航者減少の影響で、前回予想比1.2%減の242億5700万円に減少するものの、為替レートが想定よりも円高に推移、外貨建て仕入れの売上原価が減少したことなどから、営業利益は前回予想比95.1%増の8100万円、経常利益は208.3%増の6900万円、当期純利益は118.4%増の3900万円に上方修正した。
ただし、前年実績比では、売上高は7.7%程度の増収となる反面、営業利益では74.1%減、経常利益では77.0%減、当期純利益では80.0%減と、いずれも減益となる見通しだ。
為替変動の影響で、売上総利益は前回予想より7100万円増の32億4600万円を見込んでいる。なお、今期は特別損失として、一部店舗の減損損失を400万円計上する。
これに伴い単体の通期業績予想も修正した。連結同様に売上高は前回予想比で減収だが、利益ベースでは前回予想を上回る見込み。前期比では増収減益となる見通しだ。