印太平洋派遣部隊、日米印比共同巡航訓練実施

各国海軍と各種戦術訓練実施、連携強化図る

　海上幕僚監部は5月9日、「平成31年度インド太平洋方面派遣訓練部隊」が去る5月3日から9日までの間、日米印比共同巡航訓練を実施したと発表した。
　この訓練は九州西方から南シナ海に至る海空域で行われ、海自からは派遣部隊の護衛艦「いずも」、「むらさめ」が、米海軍からはミサイル駆逐艦「ウィリアム P. ローレンス」が、インド海軍からはミサイル駆逐艦「コルカタ」、補給艦「シャクティ」が、フィリピン海軍からはフリゲート「アンドレアス・ボニファシオ」が参加。参加艦艇は各種戦術訓練のほか、スタッフレベルミーティングを行ったとのこと。

※写真＝戦術運動を行う参加艦艇（提供:海上幕僚監部）

※写真＝参加艦艇の各搭載航空機が「いずも」艦上で着発艦を行った（提供:海上幕僚監部）

※写真＝訓練ではスタッフミーティング等も実施した（提供:海上幕僚監部）