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【速報】KNT-CT社長交代、新社長に近鉄HDの米田氏
丸山氏は代表取締役会長に、今日5時より会見
KNT-CTホールディングスは5月10日、社長交代人事を発表した。丸山隆司代表取締役社長が代表取締役会長に退き、新社長には近鉄グループホールディングスから米田昭正取締役常務執行役員を新たに迎える。6月19日開催の定時株主総会ならびに取締役会を経て、同日付けで就任予定。
社長交代の理由については、同社グループの事業構造改革のさらなる推進を図るため、新たな経営体制で社業の発展をめざすためとしている。
本日午後5時より、都内のシェラトン都ホテル東京で、丸山、米田両氏の出席のもと、社長交代会見を開く。詳細については週明けに詳報する。
KNT-CTホールディングスの新社長に就任する米田昭正氏の略歴は以下の通り。
【米田昭正(よねだ・あきまさ)】
1960年2月12日生まれ、59歳、鳥取県出身
1982年4月 近畿日本鉄道(現近鉄グループホールディングス)入社
2000年5月 アメリカ近鉄興業副社長、都ホテルロサンゼルス総支配人
2008年9月 同社代表取締役社長
2012年4月 近畿日本鉄道ホテルレジャー事業本部ホテル事業部長
2012年6月 近鉄ホテルシステムズ(現近鉄・都ホテルズ)取締役企画・営業本部 企画部部長
2013年12月 同社取締役シェラトン都ホテル大阪総支配人
2015年4月 同社常務取締役ウェスティン都ホテル京都総支配人
2015年7月 同社常務取締役伊勢志摩サミット対策室長
2016年6月 近鉄グループホールディングス取締役常務執行役員 事業開発・グループ連携推進部担当
2016年11月 同社取締役常務執行役員事業開発部および台北支社担当
2018年6月 同社取締役常務執行役員事業開発部(海外事業)、東京支社、名古屋支社および台北支社担当(現在)
※写真=KNT-CTホールディングス新社長に就任する米田昭正氏
2019年3月期決算は減益、営業利益2割減
KNT-CTホールディングスの2019年3月期(18年4月-19年3月)は、売上高が前年同期比1.6%増の4118億円、営業利益が20.3%減の25億円、経常利益が15.2%減の28億円、最終利益が9.5%減の12億円の減益決算となった。
2020年の業績予想は売上高が2.6%増の4225億円、営業利益が18.5%増の30億円、経常利益が12.9%増の32億円、最終利益が45.4%増の18億円を予想している。(詳細は5月13日の月曜日号)