防衛省、宮城県で行方不明者の災害派遣

第22即応機動連隊延べ135名が捜索

　防衛省・自衛隊は、5月10日に宮城県大崎市の鳴子ダム付近へ、行方不明者捜索のための災害派遣を実施した。行方不明だった男性1名は無事発見され、翌日には派遣部隊を撤収した。派遣人員は延べ135名で、車両は延べ30両だった。
　鳴子ダム付近で5月9日、山菜採りを行っていた男性1名が行方不明となった。警察・消防などが捜索を行うも発見に至らず、翌10日12時5分に宮城県知事が第22即応機動連隊長（多賀城）へ行方不明者捜索の災害派遣を要請した。13時15分以降には第22即応機動連隊の75名、車両約15両が行方不明者捜索に向かうも、この日は発見に至らなかった。