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パスコ、ALOS-3データ活用したサービス提案活動開始
20年度打ち上げ先進光学衛星、高性能センサで多分野利用期待
パスコは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2020年度に打上げを予定している「先進光学衛星」(ALOS-3)について、地上システム開発、衛星運用およびデータ販売を含めた事業を展開する。同社は人工知能(AI)技術による衛星データと空間情報を活用したビジネスモデル」の構築を目指してしており、ALOS-3データやその他の衛星データ、そして空間情報を組み合わせたサービスの提供に向けた提案活動を今年度からスタートする。この取り組みは民間事業者の活力活用を目指すJAXAとの契約に基づいたもの。
ALOS-3は陸域観測技術衛星「だいち」(2006~2011年)の光学ミッションを引き継ぐ地球観測衛星。大型化・高性能化したセンサを搭載し、広い観測幅(直下70km)で高い地上分解能(直下0.8m)を実現する。
※画像=2020年度に打ち上げられるALOS-3(提供:JAXA)