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2019.05.17

ウイングトラベル

MSCクルーズの新造船を来年GWにチャーター

HIS、クルーズプラネット、ベストワンが共同で実施

 エイチ・アイ・エス(HIS)、クルーズプラネット、ベストワンドットコムの3社はMSCクルーズが今年デビューさせたクルーズ客船「MSCベリッシマ」を共同でチャーターし、来年のゴールデンウィークに横浜発着のクルーズ商品を5月16日から発売開始したと発表した。今回の商品は高知や南西諸島、台湾を9日間のクルーズとし、旅行代金は15万8000円〜98万円に設定した。
 今回の商品は13歳未満の旅行代金を無料に設定。GWのファミリー旅行需要の取り込みを狙うのを始め、ウェブ専門でクルーズ商品を販売するベストワンドットコムが販売を手掛けることで若年層を中心としたクルーズ初心者の獲得も狙う。また、HISは海外拠点のネットワークを活かし、ヨーロッパを中心とした外国人向けの販売も積極的に行っていく方針だ。

 

 約5000人収容の超大型船、南西諸島や台湾寄港
 ファミリーや若年層などを積極的に獲得へ
 HIS、クルーズ取扱額対前年で5割増と好調
 今後は訪日客向けチャーターの実施も検討
 ベストワン、ネット販売で新規需要層開拓に貢献
 今後は独自企画のチャータークルーズにも挑戦

※写真=来年GWのチャータークルーズを発表する関係者。写真左からクルーズプラネットの小林敦社長、HISの中森達也取締役専務執行役員、MSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長、ベストワンドットコムの澤田秀太社長

 

※写真=今回のチャータークルーズで使用する「MSCベリッシマ」