ウイングトラベル
18年度の主要旅行会社総取扱額、1.6%増5.2兆円に
海外旅行5.0%増も自然災害影響で国内旅行減
観光庁が発表した2018年度(18年4月〜19年3月)の主要49社の旅行取扱額(速報値)は前年度比1.6%増の5兆2246億円となった。海外旅行は5.0%増の2兆209億円、国内旅行は1.6%減の2兆8617億円となった。外国人旅行は12.9%増の2414億円と2ケタ増となった。
海外旅行は第4四半期は1.0%減となったものの、その他は安定して取扱額を伸ばした。一方国内旅行は西日本豪雨や台風被害、北海道胆振東部地震など自然災害が相次いだ第2四半期に6.7%減と大幅に落ち込んだことが響き、年度合計でもマイナスとなった。外国人旅行は第4四半期以外は軒並み2ケタ成長となった。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の総取扱額は前年度比5.4%減の1兆4755億円となった。内訳は海外旅行が2.0%減の4185億円、国内旅行が3.9%減の1兆503億円、外国人旅行が4.0%減の672億円となった。
取扱人数の総合計は6.2%減の3612万4350人となった。海外旅行が8.9%減の190万6244人、国内旅行が6.1%減の3371万717人、外国人旅行が1.8%減の50万7389人となった。
旅行会社別、HIS13.3%増、阪急交通社7.1%増
3月単月の総取扱額は1.2%減の4713億円
海外旅行3.9%減、国内旅行0.1%減