TA、オージー・スペシャリストセミナー開催

「シグネチャー・エクスペリエンス」を訴求

　オーストラリア政府観光局（TA)は5月16日、旅行会社の店頭販売や団体・法人営業スタッフなどを対象とした「オージー・スペシャリスト オーストラリアセミナー」を東京都港区の駐日オーストラリア大使館で開催された。当日はオーストラリアに関する最新情報に加えて、今年のプロモーションテーマとして掲げる「まだ知らないオーストラリア」の一環として、オーストラリア政府観光局が取り組む活動の1つである「シグネチャー・エクスペリエンス・オブ・オーストラリア」に関して紹介された。
　セミナー冒頭ではオーストラリアへの日本人渡航者の動向について説明が行われた。昨年の日本人渡豪者数は前年比8％増の46万9200人となった。近年、日本からオーストラリアへの航空座席数が増加していることやTAによる積極的なプロモーション策が奏功し、前年から訪問者数をのばしている。今年も、9月に全日空による成田−パース線の新規就航が決定したほか、カンタス航空が新千歳−シドニー線を季節運航することが決定。航空座席数の増加や新エリアへの就航により、さらなる旅行需要の活性化が期待できる点を紹介した。

　オージー・スペシャリスト・アンバサダー決定
　日本人第1号は旅工房の田中美穂さんが就任

※写真＝「オージー・スペシャリスト オーストラリアセミナー」の模様

※写真＝オージー・スペシャリスト・アンバサダー日本代表に選ばれ認定証を授与される旅工房の田中美穂さん〈写真右）