ウイングトラベル
第1回、関西統合型リゾート産業展を開催
IR7社含む82社出展、来場者1万名超える
第1回の関西統合型リゾート産業展が5月15、16日、インテックス大阪で開催された。世界的IR運営するシーザーズ・エンターテインメント、ゲンティン・シンガポール、ギャラクシー・エンターテインメント、メルコリゾーツ&エンターテインメント、日本MGMリゾーツ、サンズ、ウィン・リゾーツの7社を含む82社・団体が出展し、来場者は1万1095名と1万名を超えた。
大阪府の吉村洋文知事は、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致に関して、2020年春の事業者決定をめざす方針を示し、正式な選定手続きに先立ち、事業者からのコンセプト案の募集を開始したことで、IR7社の出展も熱を帯びた。
大阪府はIR整備に当たり国の基本方針はまだ示されていないが、事前に準備を進めることで、目標とする2025年大阪・関西万博開催前のスムーズな開業につなげたい考えだ。
開会に先立ちオープニングセレモニーが行われ、主催者を代表して堀正人実行委員長があいさつに立ち、「大阪・関西に持続的な経済成長のエンジンとなる世界最高水準のIRを目指し、投資規模は9300億円に上る」と語った。
展示会場内のセミナー会場では、大阪府・大阪市推進会議座長で、大阪観光局の溝畑宏理事長が「IR(統合型リゾート)が拓く、大阪、関西の未来」と題して基調講演した。
※写真=第1回 関西統合型リゾート産業展のテープカット。IR7社もテープカットに参加
※写真=第1回 関西統合型リゾート産業展で基調講演する大阪観光局の溝畑宏理事長