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陸自、RDEC参加要員が湯浅陸幕長に出国報告
ウガンダ軍工兵要員に重機操作・整備教育実施
陸上幕僚監部では5月17日、国連PKO支援部隊早期展開プロジェクト(RDEC:The UN Project for Rapid Deployment of Enabling Capabilities)に参加する第5施設団第9施設群の要員が、湯浅陸上幕僚長に対し出国報告を行った。今回はRDECの一環として、5月25日から8月28日までの間、ケニア共和国で実施されるウガンダ国軍の工兵要員を対象とした重機の操作や整備の教育訓練に、陸上自衛官23名を派遣することとなっている。
RDECへの参加は2014年9月の第1回PKOサミットで安倍総理から重機等の装備品供与と各国要員への器材操作教育をパッケージして行っていくという貢献策を受けてのもの。2015年以降試行訓練を含め計7回実施しており、延べ125名の陸上自衛官を派遣、アフリカ諸国の工兵要員211名に対し訓練を実施している。
※写真=RDECに参加する第5施設団第9施設群の陸上自衛官23名は、ケニアでウガンダ国軍の工兵要員を対象とした重機の操作訓練を実施する
※写真=湯浅陸幕長は打ち解けた雰囲気で隊員に接し、現地の人、非教育者の目線を大切にして活動する事を求めた
※写真=湯浅陸上幕僚長に対し出国報告を行う教官団長の宮本健2等陸佐