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ロッキード「Girls’ Rocketry Challenge」第4期始動
千葉工大で任命式、次世代の科学・技術者育成
ロッキード・マーティンはこのほど、日本での STEM(科学・技術・工学・数学)教育プログラム「Girls’ Rocketry Challenge(ガールズ・ロケットリー・チャレンジ(女子ロケットチャレンジ))」の第4期を開始するにあたり、千葉工業大学で任命式を行った。同社は日本モデルロケット協会の協力のもと、2016年10月からこのプログラムを実施している。
ガールズ・ロケットリー・チャレンジは、理工系学科の基礎を楽しく、安全に、チームで協力しながら学べるモデルロケットの実践を通じ、女子中高生のSTEMへの好奇心を刺激し、理工系キャリアに対する関心を喚起するプログラム。
今期プログラムに参加するのは都立国分寺高等学校(東京都)、静岡市立高等学校(静岡県)、および麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県)の3校14人の生徒。モデルロケット4級ライセンスを取得し、10月にJAXA筑波宇宙センターで開催されるモデルロケット全国大会への出場に向けて、各自オリジナルのモデルロケットを開発する。
任命式では、ロッキード・マーティン インターナショナルのチャック・ジョーンズ極東地域担当社長が開会の挨拶を行い、日本モデルロケット協会の山田誠会長および千葉工業大学の和田豊教授からも激励のメッセージがあった。その後、今年の参加メンバーに対して初めてのモデルロケット講習が行なわれた。
チャック・ジョーンズ社長は以下のように述べた。
※写真=千葉工業大で開かれた任命式。中央がロッキードのジョーンズ氏(提供:ロッキード・マーティン)