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2018年度予算の空対空ミサイル契約
AAM-5Bを三菱重工、AIM-120は米空軍省と
防衛装備庁は去る3月、2018年度予算による2件の航空自衛隊空対空ミサイル契約を行った。国産の赤外線追尾短距離空対空ミサイルAAM-5Bは三菱重工と37億2228万6960円で、レーダー誘導中距離空対空ミサイルAIM-120はFMS(有償援助)輸入により空軍省と63億4514万4960円でそれぞれ契約した。
AIM-5Bは制式名04式空対空誘導弾であり、F-15戦闘機およびF-2戦闘機に搭載される。AIM-5Bはその改善型で空中給油の実施による戦闘機搭載時間の延伸に対応した新型の赤外線センサ冷却装置に換装されている。
※写真=米空軍F-35Aから発射されたAIM-120 AMRAAM(提供:米空軍)