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SUBARU連結決算、航空宇宙は減収減益に
SUBARUの2018年度連結決算によると、売上高は対前期比2.2%減の3兆1605億円、営業利益は同48.5%減の1955億円、経常利益は同48.3%減の1962億円、親会社の株主に帰属する当期純利益は同32.9%減の1478億円となった。このうち航空宇宙セグメントは、売上高が対前期比7.4%減の1316億円、セグメント利益が同50.7%減の60億円の減収減益となっている。
航空宇宙の概況としては、防衛省向け製品では、陸自新多用途ヘリコプターの試作請負契約の履行完了(試作機納入)などにより売上高が前期を下回ったという。民間向け製品では、ボーイング777の生産が減少したことなどにより売上高は前期を下回った。この結果売上高、セグメント利益がともに前期を下回ったとしている。