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海賊対処航空部隊、19年4月は20回、120時間飛行
統合幕僚監部は5月10日、海賊対処のためソマリア・アデン湾へ派遣された航空隊および水上部隊の2019年4月の活動状況を発表した。航空隊のP-3C哨戒機が4月に行った活動は、前月と同じ20回(累計2268回)の飛行回数で、飛行時間は約120時間(累計約1万7100時間)だった。確認した商船数は約1700隻(累計約18万8200隻)、護衛艦、諸外国の艦艇および民間商船への情報提供回数は約60回(累計約1万4000回)となった。
また水上部隊が4月に行った活動は、直接護衛が2回で、護衛隻数は2隻だった。この2隻のうち、1隻は日本籍船(累計22隻)で、もう1隻は海外の運航事業者が運航する外国籍船(累計3175隻)だった。ゾーンディフェンスの実施日数は22日(累計1522日)で、確認した商船数は約40隻(累計約1万8360隻)になった。なお事案への対処等を行った事例は航空隊・水上部隊ともになかったとのこと。