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2019.05.24

ウイングトラベル

ANA、A380型機にヒアラブル端末を導入

客室乗務員のコミュニケーション円滑化図る

 全日本空輸(ANA)とBONX社、リコー、富士通の4社は5月23日、成田−ホノルル線に5月24日から就航するA380型機「FLYING HONU」にヒアラブル端末を導入すると発表した。ヒアラブルは、ヘッドフォンとウェアラブルを合わせた造語。導入するのは、BONX社の開発したヒアラブル端末「BONX Grip」で、リコーがビジネス向けに展開を進めている製品。機内で同製品を利用するためのWi-Fi環境を富士通が構築した。
 今回のヒアラブル端末の導入は、A380型機の機内において、客室乗務員同士のコミュニケーションを従来のインターフォンによるものから改善するのが目的。ヒアラブル端末の導入により、機内のどこにいても場所を限定せず、複数の客室乗務員同士のコミュニケーションが可能となる。

 

※写真=客室乗務員同士のコミュニケーションにヒアラブル端末を導入