ウイングトラベル
JATA「ハタチの一歩」プロジェクトに1700件の応募
海外12方面に招待、グアム、セブが人気
日本旅行業協会(JATA)は若年層の海外旅行需要促進策の一環として、20歳の男女200人を海外旅行に招待する「ハタチの一歩〜20歳 初めての海外旅行体験プロジェクト」の参加希望者の応募が4月1日の受付開始から5月19日までの7週間で応募総数が約1700人となったと発表した。応募者の希望方面としてはグアムやセブ島が人気が高い状況となっているとした。今後は5月31日まで応募を受け付けたのち、6月以降に選考者の選定を開始。10月〜12月にかけて旅行を実施することにしている。
ハタチの一歩プロジェクトは旅行会社、大使館・観光局、航空会社が連携して、パスポートを持たない20歳の男女200人を原則無料で招待し海外各地でさまざまな体験を行ってもらうという企画。招待する方面は香港、マカオ、ベトナム、バンコク、ペナン、コタキナバル、セブ、グアム、杭州・上海、釜山・ソウル、高雄・台北の各方面で実施することになっている。人員は各デスティネーションとも10〜20人となっている。
募集に当たっては全国紙への新聞広告を始め、フェイスブック、インスタグラムなどのバナー広告、グーグルでのリスティング広告の展開を始め、全国約180大学へのポスター配布やチラシ配布などのPR活動を展開してきた。
その結果、4月からの応募開始からの申し込み数が1700人となった。また、公式ホームページのページビュー数が約93000件となった。
※表=ハタチの一歩プロジェクトの詳細。左から実施方面、出発空港、実施旅行会社、協賛観光局・大使館、協賛航空会社、出発日、募集定員(JATA資料より)