ウイングトラベル
2020年までに日台相互交流800万人目標に
日台観光サミット開催、「富山宣言」採択
第12回目を迎える「2019日台観光サミットin富山」が5月24日に富山県で開催され、2020年までに日台相互交流800万人の達成をめざす「富山宣言」を採択した。また、来年2019年の日台観光サミットは、台湾の玄関口・桃園国際空港がある桃園市で開催されることが決定した。
2018年の日台交流人口は、台湾からの訪日客数が前年比4.2%増の475万7300人(日本政府観光局推計)、日本からの訪台客数が3.7%増の196万9151人(台湾観光協会統計)となり、日台双方向合計では4.1%増の約672万6000人と順調に増加した。
2020年の800万人目標は、今後2年間でさらに100万人強上乗せする意欲的な目標となる。地方交流を含めてどこまで交流人口を伸ばせるか注目される。
「日台観光サミット」は、日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、台湾観光協会が主催し、2008年の初開催以降、日本と台湾で毎年交互に開催されており、今年で第12回目を迎える。来年は桃園市に日台観光関係者が集結することになる。
※写真=「2019日台観光サミットin富山」で固い握手を交わす日台関係者。左から、本保芳明観光庁参与、田川博己日本旅行業協会(JATA)会長、山西健一郎日本観光振興協会会長、石井隆一富山県知事、葉菊蘭台湾観光協会会長、周永暉台湾観光局長、謝長廷台北駐日経済文化代表處代表