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17式艦対艦誘導弾の量産初契約を三菱重工と実施
25億円と初度費20億円も合わせて契約
防衛装備庁は先頃、「17式艦対艦誘導弾」の量産初度契約を三菱重工と25億5201万6000円で契約した。合わせて初度費20億5416万円も契約した。2017年に制式化した17式艦対艦誘導弾は海上自衛隊の護衛艦搭載用のミサイルであり、陸上自衛隊向けの12式地対艦誘導弾の派生型として開発され、射程の延長など改良が加えられている。今回の2018年度契約が量産初度契約となる。
12式SSM改と哨戒機用ASMの開発2次契約も
※写真=12式地対艦誘導弾の発射。同誘導弾システムから派生した対艦ミサイルが次々に開発されている(提供:陸上自衛隊)