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2019.05.30

ウイングトラベル

ターキッシュエア、日本での新プロモ開始

就航30周年機に、充実のサービスをアピール

 ターキッシュエアラインズ(THY)は日本就航30周年を記念し、新たなプロモーションに乗り出す。同社のアンバサダーを務めるプロサッカー選手の長友佑都さんとプロゴルファーの谷原秀人さんを起用した新たなテレビCMを制作。同社のフライトの快適性をアピールする。また、同社は4月からイスタンブールの新空港への移転が完了し、空港サービスの拡充を実現したことに加え、来年には関西線の運航再開と成田線の増便が決定。日本からの利便性がさらに向上するのを機に、日本市場でのPRを一層強化していく方針だ。

 

 来年、関西線の復活と成田線増便を決定
 最新機材のB787-9型投入、新型シート搭載

 
 同社は5月29日に都内ホテルで新CM発表会を開催した。当日はトルコの本社からケレム・サルプ セールス&マーケティング担当上級副社長とセダ・カルヨンジュ コーポレートコミュニケーション担当上級副社長が来日した。
 発表会の席上でサルプ上級副社長は「日本路線は今年就航30周年を迎えることができた。また、2020年はエルトゥールル号遭難事件を機に始まった日本とトルコの友好関係構築から130周年という節目の年を迎える。われわれは旅客機にそれぞれ名前を付けているがそのうちの1機には『KUSHIMOTO(串本)』と命名している。これはトルコ以外の地名を付けた唯一の機材となっており、われわれがいかに日本を特別な存在としてとらえているかということを改めてお知らせしたい」と述べ、日本を重要市場の1つとして捉えていることを強調した。
 その上で「来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催。また、21年に関西で開催されるワールドマスターゲームズの開催を見据え、2017年1月から運休していた関西−イスタンブール線の再開と成田−イスタンブール線の増便を決定した」と紹介した。
 関西線は来年4月14日から週4便で運航再開。6月には週5便体制とする。また、成田線についても来年4月14日から週10便に、6月からは週11便にそれぞれ増便することになっている。

 

 4月にイスタンブール新空港への移転が完了
 「忘れられない旅の経験を提供する」
 CM発表会にサッカー長友佑都選手が来場
 THYの乗り心地とトルコの暮らしやすさをアピール

※写真=新CM発表会で記念撮影を行う関係者。左から2番目からターキッシュエアラインズのセダ・カルヨンジュ コーポレートコミュニケーション担当上級副社長、長友佑都選手、ケレム・サルプ セールス&マーケティング担当上級副社長