ウイングトラベル
30〜40歳代女性の旅行需要とデジタル活用で講演
ユナイテッド航空、United Expo2019開催
ユナイテッド航空(UAL)は5月31日、旅行会社向けのイベント「United Expo2019」を都内ホテルで開催した。同イベントはUALの最新情報の提供とあわせて、最近の旅行を取り巻く消費者動向を反映したテーマを設定した特別講演の2部制で構成されたイベントで昨年10月に続き2度目の実施となった。
今回は「Storytelling@Travel」をテーマにデジタル時代の旅行スタイルに関して議論していく形で講演が行われた。また、同社の最新情報では今年3月から日本路線で導入された新シート「ユナイテッド・プレミアムプラス」の紹介やミクロネシア路線の販売施策などについて説明が行われた。
新型Yクラスシートでビジネス客開拓強化
グアム線機材を再度大型化、グループ客獲得へ
ユナイテッド航空の最新情報については、3月から成田−ニューアーク線、成田−サンフランシスコ線に搭載されたユナイテッド・プレミアムプラスについて紹介が行われた。
ユナイテッド・プレミアムプラスはエコノミークラスの最上級クラスのシートとして、人気ブランドのブランケットと枕を用意したほか、陶磁器の食器を用いた機内食の提供など、ゆったりしあシートと充実のサービスを導入しているのが特徴となっている。同シートの座席数は24席となっている。
ユナイテッド・プレミアムプラスについてイベント開催前にメディア各社との取材に応じたユナイテッド航空のアリソン・エスプレィ太平洋地区営業担当支社長は「レジャー需要に加えて、企業のポリシーで出張にビジネスクラスを使用することができない法人客に対しておすすめしていきたい」と述べ、法人需要の開拓に向けて、新シートの存在を積極的にアピールしていきたい考えを示した。
※写真=新シート「ユナイテッド・プレミアムプラス」を着席しながら紹介するアリソン・エスプレィ太平洋地区営業担当支社長と同社の客室乗務員