ウイングトラベル
フィリピン観光大臣が来日、観光政策を紹介
「もっと楽しいフィリピン」キャンペーンで新施策
フィリピン政府観光省は5月31日、メディア向けのプレスカンファレンスを開催した。当日はフィリピン本国からベルナデット・ロムロ・プヤット観光省大臣が来日。フィリピンの観光を取り巻く最新の状況について説明したほか、現在展開しているキャンペーン「もっと楽しいフィリピン」の新たな取り組みについて紹介した。また、日本市場向けの観光大使として昨年に引き続き、女優・モデルのラブリさんと西内ひろさんを起用することを発表した。
プヤット大臣は「昨年のフィリピンへの日本人渡航者数は前年比8.2%増の63万1801人となった。今年に入ってもフィリピンを訪問する外国人訪問者数は堅調に推移している。今年の第1四半期は前年同期比7.6%増の220万4564人となっており、日本からは4番目に多い渡航者数となっている」と述べ、日本からの訪問客数が安定して増加していることを強調した。
観光プロモーションについては、昨年から実施している「もっと楽しいフィリピン」の新たな取り組みとして、フィリピン人デザイナーがフィリピンの伝統などをコンセプトに作成したオリジナルの文字フォント「BARABARA(バラバラ)」を活用し、多くのフィリピン国民や旅行者がSNSでフィリピンの観光スポットの魅力を紹介する取り組みをスタートしたことを説明。日本でもインスタグラムを活用したキャンペーンを近く実施する予定であることが発表された。
これに加えて、フィリピン観光大使としてラブリさんと西内さんの継続起用が決まり、プヤット大臣から2人に任命状が手渡された。
※写真=記念撮影に応じる関係者。写真左から西内ひろさん、ベルナデット・ロムロ・プヤット観光省大臣、ラブリさん