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2019.06.06

WING

ANA4月、国際線旅客数は2.7%減少の約82万人

国際線利用率は2.3ポ減、国内線は前年並みに

 ANAが発表した4月の旅客輸送実績によれば、国際線の旅客数は対前年同月比2.7%減少した82万5062人だった。利用率は2.3ポイント減少した73.9%だった。一方、国内線の旅客数は0.5%増加した306万9195人で、利用率は前年並みの64.6%だった。
 4月の国際線の方面別実績をみてみると、欧州線の旅客数が8.1%増と前年実績を大きく上回ったものの、北米・ホノルル、アジア・オセアニア方面共に旅客数が前年実績を下回る結果となった。
利用率ベースでみると、北米・ホノルル方面は座席キロを1.4%減少した結果、1.2ポイント増加の71.3%となった。欧州方面は旅客数が8.1%増となったものの、座席キロを17.4%増加していたことから、6.8ポイント減少した74.7%に、アジア・オセアニア方面は座席キロを2.2%増加していたことから、3.9ポイント減の75.8%となった。
 また国際線の座席供給量を表す座席キロは、3.2%増加した56億2597万3000座席キロとなり、需要を示す旅客キロは前年並みの41億5683万5000人キロとなった。
 一方、国内線の座席キロは1.5%増加した43億6535万8000座席キロとなり、旅客キロベースでは1.4%増加した28億1960万人キロだった。