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エアバス、インマルサットからKaバンド衛星受注
GX7、8、9の3機を既成OneSatベースで
エアバスはこのほど、インマルサットと次世代静止Kaバンド通信衛星GX7、GX8、GX9の設計、製造契約を締結した。これら3機の衛星は、軌道上で完全に再構成が可能なエアバスの新しい既成衛星バスのOneSatをベースとするもの。3機のKaバンド衛星は機内処理能力、アクティブアンテナを備えており、受信可能範囲、容量、周波数を調整することができる。
これらは移動体通信市場向けにHTS(High Throughput)ブロードバンド接続を提供するためのインマルサットの要件に対応するため動的に出力と帯域幅を提供する。
エアバスの革新的なOneSatは、標準的なモジュール方式および設計から製造までのアプローチに基づいており、既存の通信衛星よりも迅速に配信ができる。
※画像=3機のOneSatが打ち上げられる(提供:エアバス)
※画像=軌道上で太陽電池パドルを展開したOneSat衛星(提供:エアバス)