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2019.06.07

WING

北海道・雄武町の山林火災で陸・空自が消火活動

合計127回、259.5トンの水を散水

 防衛省は、北海道紋別郡雄武町で発生した山林火災で、5月27日から6月4日まで災害派遣を行って空中消火活動などを行った。陸上自衛隊や航空自衛隊の航空機によって空中消火を行って、派遣期間中は合計127回、約259.5トンを散水した。
 この山火災は5月27日に発生し、消防による消火活動も鎮火せず、同日14時35分に陸自第2師団長(旭川)が北海道知事からの災害派遣要請を受けて消火活動を開始した。活動部隊は、第2師団司令部のほか、陸自から第25普通科連隊(遠軽)、第2飛行隊(旭川)、北部方面ヘリコプター隊(丘珠)、第1ヘリコプター団(木更津)が活動したほか、空自からは三沢ヘリコプター空輸隊、入間ヘリコプター空輸隊が活動。航空機は延べ27機が消火のため活動した。

 

※写真=延べ27機もの航空機が空中消火をおこなった(提供:防衛省)