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防衛省、今年4月採用者の女性割合が37.3%に
防衛省専門職は60%、女性活躍の場広がる
防衛省は6月6日、女性の活躍推進などの取組みとして、法律第17条の規程による情報公開を行った。それによると、国家公務員採用試験の2019年4月1日付採用者の女性割合が37.3%となっていることが分かった。そのうち総合職が20.5%で、大卒程度一般職が24.6%、高卒程度一般職が45.3%となって、防衛省専門職が60%となった。
女性採用の割合は高まっていて、特に防衛省専門職の採用者は女性が約6割を占め、女性の活躍の場が広がりつつあることがうかがえる。自衛官採用者に占める女性割合については、示した数字が2017年度時点のものだったが、13.8%となったことが分かった。
管理・監督の地位にある女性職員の割合(2018年7月)については、事務官などにおける本省課室長相当職で2%になり、地方機関課長・本省課長補佐相当職では5%、本省の係長相当職では25.6%となった。一方で陸・海・空自衛官で、3佐以上の女性割合(2018年度末)としては3.9%となった。