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新明和2017年度決算、増収減益に
航空機は売上増も費用増で減益
新明和工業が先頃発表した2017年度連結決算は、売上高が対前期3.0%増の2073億円となったが、費用の増加などにより損益面では営業利益が同18.9%減の105億円、経常利益が同18.8%減の107億円、当期純利益が同20.9%減の70億円の増収減益となった。受注高は対前期9.9%増の2305億円となったが、これは航空機搭乗橋の大口受注などによる増であった。
このうち、航空機部門の業績は防衛需要の増加、民需は前年度並みにより売上高は対前期4.3%増の406億9900万円となったが、これも費用の増加などにより営業利益は対前期31.6%減の13億6800万円に止まった。また、航空機部門の受注高は対前期6.7%減の408億300万円となった。