ウイングトラベル
IPWでLA観光局、日本人歓迎朝食会を開催
ウーデン総裁、日本市場の成長を強調
IPWアナハイムが開幕した6月3日早朝、ロサンゼルス観光局主催による日本人デレゲーション歓迎朝食会が開催された。冒頭挨拶したロサンゼル観光局のアーネスト・ウーデン総裁は、「ロサンゼルスを訪問する旅行者数は、5000万人の目標を2年前倒しで達成した。うち海外からの旅行者数は昨年750万人を記録し、日本からは2.5%増の34万9000人がロサンゼルスを訪問した。観光への地域経済へ貢献は全体の47%を締めており、日本人の滞在消費額は7億8600万ドルを記録し、今年はさらに2%増を予測している」と述べ、日本市場が成長していることを強調した。
また、ウーデン総裁は、羽田空港発着枠の増枠により、来年年3月からロサンゼルス−羽田線にアメリカン航空とユナイテッド航空が直行便を毎日運航することを触れ、「ロサンゼルスは日本人にさらに身近になる。ロサンゼルスは進化しており、現在80以上のホテルが建設中で、2025年までに新たに1万2000以上の客室を提供する」と述べた。
カリフォルニアへ日本人客、年11億ドル消費
IPWでカリフォルニアプラザ開催し大成功
次に、カリフォルニア州観光局のタイラー・ゴスネル・マーケティング・ディレクターは、「日本とカリフォルニアのつながりは100年以上の歴史があり、数百万人がカリフォルニアを訪問している。文化交流から始まった日本とカリフォルニアのつながりが、これからのさらに伸びると予想している」と述べた。
2018年のカリフォルニアへの日本人の旅行者は56万4000人。ゴスネル氏は「最も大きいのは滞在消費額で、11億ドルを消費している」と指摘した。
ゴスネル氏は、IPWでカリフォルニア州観光局が初めて開催する「カリフォルニアプラザ」をぜひとも利用してほしいと要望した。
※写真=記念撮影で握手する田川JATA会長とウーデンLA観光局総裁
※写真=カリフォルニアプラザを開催したカリフォルニア州観光局のタイラー・ゴスネル・マーケティング・ディレクター(左)とマージョリー・デューイ日本代表