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2019.06.14

ウイングトラベル

「持続可能な観光先進国に向けて」公表

観光庁、混雑やマナー違反対策等のモデル事業

 観光庁は6月12日、「持続可能な観光先進国に向けて」と題する報告書をとりまとめ、公表した。昨年6月に「持続可能な観光推進本部」を庁内に新設し、自治体へのアンケート調査などにより国内外の先進事例を整理するとともに、観光庁としての今後の取組の方向性を検討してきた。6月10日に開催された推進本部で、「持続可能な観光先進国に向けて」をとりまとめた。
 近年は急速なインバウンド増加も背景に、一部の観光地でオーバーツーリズムが発生するなど、地域住民や旅行者の間で混雑やマナー違反などの課題への関心が高まっている。
 今回とりまとめた報告書では、日本の現状について、主要な観光地を抱える自治体では、旅行者の増加に伴う混雑やマナー違反などの個別課題を強く意識する傾向にあり、それらの課題を抱える地方自治体の多くが課題に対する様々な対応策を講じ始めているとしている。

 

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