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2019.06.17

WING

岩屋防相、F-35A安全対策行った上で飛行再開判断

訓練・地元説明・期待点検などすべて実施

 岩屋毅防衛大臣は6月14日の閣議後会見で、F-35Aの飛行再開について「必要な対応をすべて行った上で判断していきたい」と述べて、今のところ飛行を再開する状況に至っていないことを説明した。
 岩屋大臣は現在、F-35Aのパイロットに対して事故原因と推定される「空間識失調」に関係する教育・訓練等の再発防止策をすでに実施していると説明。シミュレーターを用いた訓練や、入間基地にある空間識訓練装置によって、教育を行っているところだという。また、F-35Aを運用する第302飛行隊のある三沢基地周辺の関係自治体に対して、事故の原因と再発防止策の説明を行っているという。さらに、当然ながら機体の詳細な点検も行うとして、現時点で「こういったすべてのことが整って、飛行が安全にできるという判断ができなければ、飛行再開には至らない」と強調した。

 

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