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2019.06.20

WING

ボーイング、フレイターの受注堅調

BCFライン増強、18年比で倍の貨物改修可能に

 【パリ発=伊藤学】開催中のパリエアショーにおいて、ボーイングはフレイターの受注数を伸ばしている。ショー3日目の6月19日、ボーイングはチャイナエアラインズから6機の777フレイターの受注を獲得。さらに、カタール航空から5機の777フレイター、そしてエアリース・コーポレーションとの間では737-800型機の貨物改修機(BCF)を最大20機受注することで合意したことを発表した。ショー初日の6月17日には、GECASが10機分の737-800BCFを行使。追加で15機分の737-800BCFの購入権も獲得する契約を締結していた。
 ボーイングは2018年-2038年のフレイター納入数を2650機と予測。このうちの60%以上が旅客機を貨物機に改修する貨物改修機であるとしている。米中貿易紛争の影響で、

 

※画像=ボーイングのフレイター受注が好調だ。画像はカタール航空の777フレイター(提供:ボーイング)