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中国軍8機が沖縄-宮古間を通過、南西空緊急発進
推定戦闘機はルート往復、爆撃機はバシー海峡へ
統合幕僚監部は5月11日、午前から午後にかけて中国軍の戦闘機を含む8機が沖縄本島-宮古島間を通過したとして、南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させたと発表した。
確認した中国軍機は、H-6爆撃機4機、TU-154情報収集機、Y-8電子戦機、戦闘機(推定)2機。この日、H-6・2機および推定戦闘機2機が東シナ海から沖縄本島-宮古島間を通過して太平洋に至った。その後、推定戦闘機は反転して再び沖縄本島-宮古島間を通過し、中国大陸方面へ飛行した。H-6は、先島諸島南の太平洋をバシー海峡方面へ飛行した。
写真1=H-6爆撃機はバシー海峡方面へ(提供:統幕)
※図=中国軍8機の飛行ルート(提供:統幕)