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ANA、退役737-500を整備訓練用機材に
日系キャリア初の挑戦、7月から訓練に投入
全日空(ANA)は、退役した737-500型機を、整備士養成のための訓練専用機材として活用する方針を固めた。これにより、整備品質の向上を目指し、航空運送事業の基盤である安全性をさらに高めていくことが狙いだ。ANAでは、訓練に使用する機材としての必要な準備を行った後、今年7月から整備訓練に投入することを計画している。
ANAによれば、退役した大型ジェット旅客機を1機丸ごと整備訓練専用の機材として使用することは、日本の航空会社としては初めての試みとのことだ。
※写真=737−500型機を1機まるごと整備訓練に投入(提供:ANA)