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JAL、新しい中距離LCC設立を正式表明
今年7月設立、当初は787-8型2機でアジア・欧米に
日本航空(JAL)は新たに国際線の中長距離を運航するLCCを設立することを正式に発表した。新会社は今年7月に設立し、成田国際空港を拠点としてアジア・欧米などの中長距離国際線に就航するJALの連結子会社とする予定。当初は2機の787-8型機を使用して、成田国際空港の機能強化が予定される2020年の夏ダイヤでの就航を目指して準備を進めていく方針だ。商号は今後正式に決定する。
JALは、これまでフルサービスキャリア事業を磨き上げるとともに、国内および国際線短距離路線を運航するジェットスタージャパンに出資。価値観が多様化する利用者ニーズにさらに応えできる環境を整えるために、既に展開しているジェットスタージャパンに加えて、中長距離路線を運航するLCC新会社を展開する。当面はJAL連結子会社として設立するが、ビジネス機会拡大のため、JAL以外の出資者を募る可能性があるとしている。