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2019.06.25

WING

F-35A飛行再開へ三沢市など説明、市は再開容認

防衛省、残る自治体へ早急に説明、段階的に再開

 防衛省はF-35Aの飛行再開に当たる地元自治体への説明について、6月20日に三沢市への説明を完了し、市では飛行訓練の再開に容認の姿勢を示したことを明らかにした。これは21日の閣議後会見で岩屋毅防衛大臣が説明したもの。
 21日時点で、東北町、六ケ所村、おいらせ町、野辺地町への説明をすでに終えたとして、残る自治体への説明を急ぐ構え。なお三沢市への説明では、当面は夜間飛行訓練を行わず、段階的に飛行再開を行っていくとした。
 F-35Aの飛行再開には、対策を含めて安全確認を取った上で、地元への説明によって合意が得られる必要がある。このほど三沢市が飛行再開を認める姿勢を示したものの、まだ説明が済んでいない自治体もある。そのため飛行再開時期については、「まだ確定している訳ではない」として、再開時期には言及しなかった。

 

※写真=F-35Aの飛行再開へ向け、地元自治体への説明を進めている