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2019.06.27

WING

レオナルドとダイヤモンドが共同でDA62の海上監視機を提案

双発小型機に超小型レーダー等搭載、ISR能力を提供

 レオナルドは新しいDA62-MSA(海上監視航空機)をパリ航空ショー2019で初めて発表した。
 この航空機は、レオナルドとダイヤモンド・エアクラフト・インダストリーズの共同開発によるもので、DA62-MSA(Maritime Surveillance Aircraft)と呼ばれるこの派生型機は、レオナルドのATOS(空中戦術観測監視)ミッションシステムに基づくISR(インテリジェンス、監視および偵察)能力を備え、最大離陸重量2.3トン、最大8時間の飛行持続時間、最高で10時間までの飛行安全要件を満たす、非常に便利で使いやすいソリューションとなっている。
 このため、DA62-MSAは合理的な価格で海上および地上の短距離および中距離のパトロールに適した、情報、監視および偵察(ISR)のためのプラットフォームを必要とする顧客の要求を満たすよう設計されており、南アメリカ、アフリカ、アジア太平洋などの地域で、効果的かつ効率的な短距離および中距離の海上および陸上監視プラットフォームに対するニーズに応えるものとなっている。

 

※写真=DA62-MPA。機首に赤外線センサ・ターレットを装備している(提供:レオナルド)