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陸自、今年度の協同転地演習の概要を発表
3師団が師団等転地を、6師団、11旅団が連隊等転地を実施
陸上幕僚監部は6月27日、「令和元年度協同転地演習(師団等転地及び連隊等転地)」の概要を発表した。2019年度は、師団等転地を第3師団が、連隊等転地を第6師団、第11旅団が実施する。
協同転地訓練の概要としては、第3師団は師団等転地で6月30日から7月26日までの間、中部方面総監の岸川公彦陸将を担任官として、人員約2600名と車両約850両が中部方面区から北部方面区の演習場に機動展開して訓練を実施する。演習に参加する車両には74式戦車や155mmりゅう弾砲FH70を含むとのこと。
また連隊等転地では、第6師団は7月8日から23日までの間、東北方面総監の上尾秀樹陸将を担任官として、人員約240名と車両約65両が東北方面区から西部方面区の演習場に、第11旅団は7月16日から23日までの間、北部方面総監の田浦正人陸将を担任官として、人員約160名と車両約40両が北部方面区から東部方面区の演習場に、機動展開して訓練を実施する。ちなみに、6師団、11旅団の演習参加車両には16式機動戦闘車や装輪装甲車が含まれている。